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Data Sufficiency(データの十分性を問う問題)

Data SufficiencyはGMAT特有の問題です、
そのため専門的な対策を必要とするので注意が必要です。

Data Sufficiency はProblem Solvingのように単純な出題形式ではありません。

出題された問題を実際に解く必要はなく、その問題に付随された二つの条件について、その問題を解くためにその二つの条件の必要可否についてのみ問われる非常に珍しい形式の問題です。なお、Data Sufficiencyの特徴は、5択の選択肢がどの問題も全て同一のものであるということです。まずは出題形式と選択肢を把握するため実際に出題方式を確認しましょう。


出題形式

設問
This data sufficiency problem consists of a question and two statements, labeled (1) and (2), in which certain data are given. You have to decide whether the data given in the statements are sufficient for answering the question. Using the data given in the statements plus your knowledge of mathematics and everyday facts (such as the number of days in July, or the meaning of counterclockwise), you must indicate whether

回答選択肢
1. Statements (1) ALOBE is sufficient. But statement (2) alone is not sufficient to answer the question asked;
2. Statements (2) ALOBE is sufficient, but statement (1) alone is not sufficient to answer the question asked
3. BOTH statements (1) and (2) TOGETHER are sufficient to answer the question asked but NEITHER statement LONE is sufficient;
4. EACH statement ALONE is sufficient to answer the question asked;
5. Statements (1) and (2) TOGETHER are not sufficient to answer the question asked, and additional data specific to the problem are needed

設問:
Data sufficiency の問題は、問題と(1)、(2)の二つの条件から成り立っています。与えられた問題を解くために、(1)と(2)の条件で十分か否かを回答します。問題と解く際、与えられた二つの条件、数学知識、日常生活における常識(7月の日数、時計周りの逆は左回り、など)を使用して下さい。

回答選択肢
1. 条件(1)のみで十分、しかし条件(2)のみでは不十分
2. 条件(2)のみで十分、しかし条件(1)のみでは不十分)
3. 条件(1)、(2)の両方の条件が揃えば十分、しかしどちらか一つでは不十分
4. 条件(1)、(2)どちらか一つで十分
5. 条件(1)、(2)の両方揃っても不十分


以上の設問及び回答選択肢は全てのData sufficiency問題で共通しています。そのため、Data sufficiencyが出題されたら常にこの選択肢の中から回答を選ぶと認識して下さい。

例題の紹介

例題:

A君とB君の年齢の合計を求めなさい。

(1)A君はB君より6歳年上だ。
(2)B君は20歳だ。

A) (1)だけで解答するのに十分だが、(2)だけでは十分ではない。
B) (2)だけで解答するのに十分だが、(1)だけでは十分ではない。
C) 両方合わせれば解答するのに十分だが、片方だけでは十分ではない。
D) どちらか片方だけでも解答するのに十分。
E) 両方合わせても解答するのに不十分。

解説:
(1)だけでは、二人の年齢差はわかっても年齢の合計はわかりません。また(2)だけだと、A君の年齢がわかりません。しかし(1)(2)を合わせると、簡単にA君→26歳、B君→20歳だということがわかるため、年齢の合計→46歳が導き出せます。つまり、答えはC)だということになります。

このData Sufficiencyの選択肢A)〜E)は今後省略するので、問題文の後に(1)(2)の短文が出た場合はその下に選択肢があるものと思って解答してください。


Data Sufficiencyの効果的な対策方法

上記でも述べた通りData SufficiencyはGMAT特有の設問方式になりますが、回答方法は異なるだけで必要な数学知識はProblem Solvingと変わりません

そのため、 数学の知識が入っていれば間違いなくハイスコアを狙うことができます(できれば満点を目標としましょう)。日本国内で高校まで普通に数学を学んでいた方であれば、下記のような流れで対策を行うことで効率よくハイスコアを目指すことができます。

ステップ1、GMAT Quantitativeに必要な数学領域を正確に把握する
ステップ2、GMAT Quantitativeに必要な数学領域について復習する
ステップ3、GMAT Quantitativeに必要な公式を覚える
ステップ4、GMAT Quantitativeに必要な数学関連の専門用語を覚える
ステップ5、Data Sufficiencyの問題を出来るだけ多く解き問題に慣れる


という作業をいかに効率よく行うかが勝負になります。
そのため、GMATで必要な数学領域を正確に把握すること、またその領域について数学知識を確実に付ける(復習する)ことが最も重要となります。そのうえで英語での専門用語の暗記等を行っていきましょう。

なお、「GMAT Quantitativeに必要な数学領域・公式・専門用語集」についてはこちらをご参照ください。



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