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Multi-Source Reasoning(複数資料推論)

この問題が最もIntegrated Reasoningの名に相応しい問題です、
正解を導き出すために複数の情報を統合的に理解する必要があります。

通常3つの文章(メールなどの伝達文からチャートやグラフなど多岐に渡る)が与えられ、その各文章の内容を統合的に理解し設問に答える、という内容となります。

なお与えられる情報は説明文やメールなどの伝達文、そしてチャートや表などで情報を表している場合もあり、非常に情報ソースは多岐に渡ります。また、通常各設問に回答するためにはその3つの情報全てを理解し、統合する必要があるため、最もIntegrated Reasoningというセクションの名前に因んだ出題形式と言えます。


出題形式

通常3つ以上の情報が、タブ形式で閲覧できる状態になっています。

3つの情報は何度でもどの順番でも閲覧、確認することができますが、タブ形式になっているため、3つ同時に確認することはできません。そのため各情報を比較、検討しながら理解することができない作りになっています。それぞれの情報を個別で理解し、回答を導き出すために頭の中で統合する必要があるという訳です。

通常問題は3つの情報を1セットとすると、1セットに1〜4つ程度の設問が付いています。

なお、 設問はYes/Noなどの二者択一問題が多いですが、中には5択になっており、回答を選ぶMultiple Choice問題もあります。設問よって難易度が異なるので、同じセット内でも難しい問題はパスして次も問題に進むことも可能です。

例題の紹介

例題は下記URLをクリックしご確認下さい。
http://www.mba.com/the-gmat/nex-gen/samples/sample-803-03.aspx?next=yes


Multi-Source Reasoning(複数資料推論)の効果的な対策方法

この問題で最も重要なことは、与えられた3つの情報が同時に閲覧することができない、ということです。設問によっては3つの情報を同時に閲覧し、比べることができれば回答を導き出すのにそれほど時間がかからない問題もあり、どれだけ3つの情報を効果的に閲覧することができるか、ということが重要となります。

出題される情報はチャートやグラフの場合もありますが、文章の場合は3つの情報を全て足すと400〜500字を超えるもののあり、TOEFLiBTセクションのリーディングパッセージが600文字程度ですから、それに近い情報量を理解する必要があるということです。しかもメインアイデアは同一ですが、各情報が分かれて記載しているため、回答を道び出すために必要な情報を探すのがその分苦労があるということになります。

また 前述した通り、1セット(3つの情報)には3〜4つの設問が付いていることも多く、しかもその設問にはかなりの難易度の開きがあります。そのため、できるだけ簡単な問題を確実に解くということも重要となります。

Integrated Reasoningセクションの中でもこのMulti-Source Reasoningは最も難易度の高い出願形式と言えると思いますので、難しい問題に時間をかけず、確実に解ける問題をできるだけ確実に正解することが重要となります。

Multi-Source Reasoningの効果的な回答ステップ:

ステップ1:3つ全ての情報を速読しメインアイデアを掴む
まずは与えられた3つの情報を精読せず、ある程度飛ばし読みをし、全体的に何を述べているのか、という点を明確にしましょう。

通常3つの情報は一つの共通したメインアイデアについての内容を述べていますので、まずは全体像を把握することが重要です。ただここで時間をあまり使うのは得策ではありませんので、詳細は必要なのでできるだけ早く全体像を理解しましょう(どの情報ソースで何を述べられているかという点について大まかに把握する)。



ステップ2:設問を注意深く読む

3つの情報についての全体像を把握したら、次は設問を注意深く読みましょう。そしてその設問の回答に必要な情報を3つの情報から探していきます。

通常ここで各情報をいったりきたりして時間をロスしないことが重要となりますので、設問を読む前にできるだけ各3つの情報の全体像を理解し、どこに何が記載されているのか、という点について精通しておくことが重要です。



ステップ3:回答を確認する

回答を導き出したら、念のため3つの情報を一読し、回答に反する内容がないか念のため最終確認を行いましょう。

通常文章の場合、3つの情報は互いに影響し合っている場合も多いので、1つの情報源から回答と思った選択肢でも、他の情報を確認したら誤っていた、ということも少なくありません。そのため回答を決めたら念のため3つの情報を再度確認することが重要となります。



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