Verbalセクションは留学生にとって最も難易度の高いセクション、
概要と特徴をつかみ効率よく対策を行うことが重要です。
Verbalセクション概要:
Verbal | 制限時間 | 75分⇒65分 |
問題数 | 41問⇒36問 | |
試験内容 | 出題形式は3タイプ Sentence Completions (文章訂正問題) Reading Comprehension (長文読解) Critical Reasoning (論理的分析問題) |
※赤字は2018年4月からの改定。
Verbal セクションの特徴
Verbalセクションは75分で行われ、合計41題の問題が主題されます。出題形式は全て5者択一で、コンピューターで受験しますので全てクリックしていく選択方式になります。記述する方式の問題はありません。
コンピューターの画面上にSentence Completions、Reading Comprehension、Critical Reasoningのセクションから無作為に出題されますので、どのセクションから何問出るかは受験するまで分かりません。
また、41問の中で11問はexperimental question(試験的問題)となります。この問題は皆さんのスコアに反映されることはありませんが、どの問題か試験的問題かは公表されませんので、いずれにしても全ての問題を全力で臨む必要があります。
下記がGMATオフィシャルガイドから算出したおおよその問題数です。
セクション | おおよそ問題数 |
Sentence Correction | 15問 |
Reading Comprehension | 14問 |
Critical Reasoning | 12問 |
合計 | 41問 |
後から各セクションについては詳しく述べますが、上記を見てもお分かりの通りSentence Correctionが一番出題数が多いことになります。Sentence Correctionは留学生が最も得意とするセクションで、出願される「間違いの種類(文法)」について精通していれば比較的点数をかせげる問題でもあります。そのため出題数が多く比較的点数を稼げる可能性のあるSentence Correctionについてまずは徹底的な対策を行うことをお勧め致します。
Sentence Correction(文章の間違い探し問題):
この問題はある文章が与えられ、その文章の中に間違いがあるか否かを判別するタイプの問題です。通常与えられた文章全体か一部に下線が引かれてあり、その下線部に対して修正の必要があるか否かについて考えます。修正の必要がある場合は適切な文章を選択肢の中から選ぶ必要があります。通常5択の一つは元の文章と同じもので、下線部に対して修正の必要がないと判断した場合はこの選択肢を選ぶことになります。このセクションの問題は通常41題中15問程度出題されます。
Sentence Correction(文章の間違い探し問題)の対策方法について>>
Reading Comprehension (長文読解問題):
通常3〜4つの文章が出題されます。文章の長さはまちまちですが、通常200〜400語程度で構成された文章で、各文章に3〜6問の設問が付いています。通常41問中14問程度の出題頻度になります。このセクションをTOEFLiBTのリーディングセクションと混同される方がいらっしゃいますが、あくまでGMATのリーディングセクションはネイティブ用のセクションだということを覚えておきましょう。ネイティブでも読解に苦戦する文章ですので、相当な速読力と語彙力が必要となります。
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Critical Reasoning(論理的分析問題):
このセクションは通常71問中最も少ない出題頻度になります。またTOEFLiBT対策を続けてきた方には一番馴染みの少ないセクションかもしれません。論理分析問題と聞いても馴染みがないと思います。問題はArgumentと呼ばれる作者の主張が述べられている比較的短い文章(50〜80語程度)が主題され、その文章を理解し、その文章を正しく批評、分析している選択肢を5択から選ぶことになります。と聞いても問題を想像することは難しいと思いますので、具体的にはセクション別解説や回答方法のストラテジーについてご確認下さいませ。
Critical Reasoning(論理的分析問題)の対策方法について>>