GMAT対策研究所

GMAT PREP RESEARCH INSTITUTION(GPRI)

研究所概要お問合せ

HOME

About GMAT テスト

GMAT構成解説

GMAT受験目的

About GMAT 対策

GMATセクション別対策

GMATに必要な英語力

About GPRI

HOME > GMATセクション別対策 > Critical Reasoning

Critical Reasoning(論理的思考効力を問う問題)

Critical Reasoningは最も難易度の高いセクションです、
問題の傾向をしっかりとつかみ対策を地道に行う必要があります。

この論理的思考能力を問う問題は、20〜100語のArgumentと呼ばれる比較的短い文章と、その文章の論理的展開を問う問題が1題出題されます。

ここで言う「論理的展開」とは、出題された文章について正しい批評を行っている選択肢を選ぶ、また文章についての論理的構造について正しく表現されている選択肢を選ぶことになります。

この問題も5者択一ですが、常にまったく論点から外れている選択肢が2つほどありますので、まずはそういったまず正解に成りえない選択肢を削除することがから始めます。

また出題される文章は通常著者が何かを読み手に主張する文章です。その文章に対して正しく批評されている選択肢を選ぶ問題と、その主張の論理的構造を問う問題が出題されます。

出題傾向と特徴について

ここで出題される主張文(Argument)について詳しく理解しておきましょう。まずArgumentは通常下記のような構造をとることで読み手に何かを主張しています。

Conclusion:結論
Premise:根拠
Assumption:仮定


結論とは文章を通して最も伝えたいことであり、根拠とはその結論を証明する事例など、そして仮定とはその根拠から読み取れる前提条件となります。通常、結論及び根拠に関しては文章中に明確に述べられていますが、仮定に関しては根拠から読み取れる前提条件となりますので、通常文章中に出てきません。

例えば、

新卒生の就職先の中で広告代理店の競争率は最も高い。なぜなら就職支援機関のAエージェントによると、登録している新卒生の中で最も人気のある業種は広告代理店だったからである。

結論:新卒生の就職先の中で広告代理店の競争率は最も高い 根拠:Aエージェントに登録している新卒生の中で最も人気のある業種が広告代理店だから 仮定:日本の就職活動を行う大学生の大半はAエージェントに登録している(文章中には述べられていない)

となります。仮定とは根拠から飛躍して仮定される結論への絶対条件となります。そのため通常文章中には述べられていません。また、上記の結論、根拠、仮定、に関して全ての文章中にある訳ではありません。設問の種類によっては根拠のみいくつか述べられていたり、結論が欠けていたり、不必要な結論の無関係な根拠が述べられていることもあります。ただ、このCritical Reasoningで出題される問題は、この結論、根拠、仮定の関係性を理解し、設問にトライする際常に意識する必要があります。

出題形式について

以下のような出題形式となりますので、試験当日に読む必要がないようしっかり理解しておきましょう。

Directions:
For this question, select the best of the answer choices given.
【日本語訳】
問題に対する正しい選択肢を選びなさい。


と出題されます。 他のセクションと比べると非常にシンプルな出題形式です。そのため、この問題は他のセクションのようにGMAT特有の捻った設問が出題される訳ではなく、上記で説明した結論、根拠、仮定の論理的構造を正しく理解していれば回答できるセクションとなります。

それでは出題形式について学んでいきましょう。

Critical Reasoning 設問タイプ別解説

Critical Reasoningには大きく分けて二つです。

論理的展開を問う問題(結論を問う問題)
論理的構造を問う問題(文章構造を問う問題)



なお論理的展開を問う問題は主に結論に関連した問題となり、著者の主張や伴う根拠といった意味的な内容を詳しく把握する必要があります。また論理的構造を問う問題は、著者が文章で主張するために使用している論法について正しく理解する必要があります。 では上記2つの設問タイプをさらに詳しく見ていきましょう。


各設問を検討するうえで下記Argument(主張) に関する文章構造を再確認しておきましょう。

Conclusion:結論(結論とは文章を通して最も伝えたいこと)
Premise:根拠(根拠とはその結論を証明する事例など)
Assumption:仮定(仮定とはその根拠から読み取れる結論への前提条件)

設問タイプ別対策方法
論理的展開を問う問題(結論を問う問題):
類出出題形式@:結論を問う問題(結論が本文にある場合)
類出出題形式A:詳細を問う問題(結論が本文にない場合)
類出出題形式B:仮定を問う問題
類出出題形式C:結論補強を問う問題
類出出題形式D:結論批判を問う問題
類出出題形式E:結論矛盾を問う問題
類出出題形式F:推論を問う問題
論理的構造を問う問題(文章構造を問う問題):
類出出題形式G:類似構造を問う問題
類出出題形式H:論法構造を問う問題


GMATセクション別対策
Verbal セクション
Sentence Correction
Readig Comprehension
Critical Reasoning
Quantitative セクション
Problem Solving
Date Sufficiency
AWA セクション
Analysis of Issues
Analysis of Argument
Integrated Reasoningセクション
Graphics Interpretation
Two-Part Analysis
Table Analysis
Multi-Source Reasoning
大学院留学セミナー開催中