SCはVerbalの中でも比較的容易なセクションです、
できるだけハイスコアを取得できるよう効果的な対策を心がけましょう 。
この問題はある文章が与えられ、その文章の中に間違いがあるか否かを判別するタイプの問題です。通常与えられた文章全体か一部に下線が引かれてあり、その下線部に対して修正の必要があるか否かについて考えます。修正の必要がある場合は適切な文章を選択肢の中から選ぶ必要があります。通常5択の一つは元の文章と同じもので、下線部に対して修正の必要がないと判断した場合はこの選択肢を選ぶことになります。このセクションの問題は通常41題中15問程度出題されます。
ここでいう「間違い」とは文法的な間違いを指すのですが、だからといって受験英語などに立ち戻り複雑な文法を復習する必要はありません。「GMAT英語」と言われるGMAT独特の「間違い(エラー)」のルールに精通してしまえば複雑な文法を復習する必要はありません。また、GMAT英語のエラーは一見すると非常に回りくどい言い方をしていても正しいと判断される場合もありますし、その逆も起こります。複雑な文法を復習するよちこの「GMAT英語」に精通するよう心がけて下さい。
出題形式について
以下のような出題形式となりますので、試験当日に読む必要がないようしっかり理解しておきましょう。
Directions:
Each of the sentence correction questions presents a sentence, part of
all of which is underlined. Beneath the sentence you will find five ways
of phrasing the underlined part. The first of these repeats the original;
the other four are different. Follow the requirements of standard written
English to choose that produces the most effective sentence; word choice,
and sentence construction. Select the answer that produces the most effective
sentence; your answer should make the sentence clear, exact and free of
grammatical error. It should also minimize awkwardness, ambiguity, and
redundancy.
【日本語訳】
各設問には1パッセージ与えられている。そのパッセージには部分的、全体的に下線が引かれています。その下線部に対して5つの選択肢が与えられています。最初の選択肢は下線部の文をそのまま繰り返していますので、もし下線部が正しいと思ったらその元の文を繰り返している最初の選択肢を選んで下さい。他の選択肢は元の下線部の文とは異なっていますので、(もし元の文章が間違っていると判断したら)文章の構造や正しい語彙選択などを考慮し、最も適した選択肢を選んで下さい。なお、回答は簡潔、明瞭で、文法的誤りがなく、表現のぎこちなさ、曖昧さ、不必要な繰り返しがないものを選ぶ必要があります。
と出題されている訳ですが、つまり出題された一文を読み、下線部が文法的、表現的に不自然でないかと判別する能力が必要ということになります。では回答を選ぶために最も重要なこの「不自然さ」とは具体的に何でしょうか?これを具体的に理解し、設問の中で明確に指摘できるようになれば問題は解ける訳です。その文章の中での不自然さ(誤り)をタイプ別に8つに分けて解説します。この8つのタイプ以外にも誤りのタイプは存在しますが、この8つの比べると非常に少ないものです。限られた勉強時間、労力で高得点を狙うためまずはこの8つに関して精通し、問題を見た瞬間にどのタイプを判別できるようになりましょう。
Sentence Correction「誤り」の設問タイプ別解説
ここではSentence Correctionを効率よく解くうえで必ず熟知する必要がある類出6つの誤りについて解説します。どれでも厳密には文法的誤りですが、口語などでは平気で利用するものなので、しっかり理解する必要があります。
設問タイプ別対策方法
類出出題形式@:代名詞の誤り
類出出題形式A:修飾語の誤り
類出出題形式B:並行構造の誤り
類出出題形式C:時制の誤り
類出出題形式D:主語・動詞の関係性の誤り
類出出題形式E:数量表現の誤り